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FXの裁量トレード日誌「6月前半」とトレードの論理

      2016/07/20

dialy

6月前半を過ぎてしまっているが、6月前半としてトレードの日誌を公開してみたい。僕自身はTwitter上の著名トレーダーと比較すると、明らかに弱小トレーダーである。しかし、エントリーの根拠などは一般的なテクニカル分析とは異なっているため、参考になる人にはなるかもしれないと思って日誌という形で僕のトレードを公開してみます。

 

 

6月8日のトレード

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6月8日はドル円のショートから始まった。大きく戻していたが、内部的にはドルの「戻し」と円の「押し目」が重なっていると判断したので、ショートを行った。

そもそも、僕の経験では発生したトレンドに後から乗って行く方法は、あまり良い結果を残していない(統計的にも)ため、これだけ戻した後に更にロングで参入していく勇気は無いんですね。ATRバンドとの距離を見ても、ショートで入ったほうがリスクリワードレシオのバランスも良いので、機会に掛けるなら、この場合はやはりショートです。

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結果的にエントリーにまで戻ってしまいましたが、これは僕にとっては最良のトレードだ。僕にとってのクソなトレードとは以下のようなパターンです。

  1. 根拠が乏しいエントリー(無駄なエントリー)
  2. 無駄なエントリーによる損切り(無意味な損切り)
  3. 無駄なエントリーによる利確(単なる運が良かっただけの話)

基本的に、これらを徹底的に排除出来るだけでトレードの成績は目に見えて向上します。たとえ、使っている手法に対してプラスの期待値が無かったとしても、これらを排除しているだけで資金の状態は全然違ってくる。

このショートは建値決済で終わったけれど、エントリーに問題は無かったし、自分がエントリーしてからしっかりと伸びているので問題ない。常にこういうトレードをしたいと思っています。

 

6月9日のトレード

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レンジ相場が続いていました。内部的にはややランダム度が高く、逆張りをしていれば稼げる相場ですが、まだ自分なりの攻略法を見いだせていないのであまり手を出していません。

そうして見ているとドルが「戻し」を形成しているように見えたので、ドルを売るつもりでドル円をショートしました。ただ、ややエントリーに遅れが見られるための最良のエントリーではないでしょう。

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キャプチャの撮り忘れですが、この後建値に戻ってプラスマイナスゼロで終わりました。エントリーがやや微妙だったと思いますが、エントリー後に伸びているのでとりあえずは良しとします。

 

6月13日のトレード

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6月13日は普段はあまり挑まないポンドドルで幕を開けた。レンジから流れが発生しそうな局面だったのでエントリー。内部的にはドルが乖離を埋めていく可能性と、ポンドがランダムを終えてやや方向性を出す可能性に掛けてエントリーです。

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実を言うとATRにそって損切りを設定しているのですが、その損切りが50pipsに達していたため、分の悪いエントリーだと思っていましたが、なんとか上手く行ったので良かった。このようなボラティリティの高い通貨ペアは、参入速度が本当に重要だと思います。

 

6月14日のトレード

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またもやポンドドルに触っている。このエントリーの反省点は、直近のレンジ相場の時点で下へ走るというのが7~8割ほどの確信で分かっていながらも手を出さずに傍観していたことです。その後、大きく戻した局面を狙ってのエントリー。

最初から狙えばいいものを・・やや往生際が悪いエントリーに感じる。内部的にはポンドは大きく戻したが、所詮は「戻し」であり下がった水準まで再び下がるであろう可能性と、ドルが「押し目」だと判断したから。ただ、それでも動く前にエントリーしておきたかったというのが本音だ。

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損切りにならなかっただけマシという結果に。プラスマイナスゼロです。後から参入した場合は、残された利益もそこまで多くない、ということですね。

 

6月16日のトレード

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円の動向を見ながらのエントリー。円と豪ドルは昔から鏡のような関係が存在するため。もちろん、常にそうなるわけではないが、今回はそうなると判断して、各ペアからドルの動きも見つつ、豪ドルでショート。

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その後、じわじわとレンジを続けて一気に下へ走りました。中々良いトレードだったと思います。基本的に走っている途中のエントリーは「危険」であることが多いので、こういった動く前に走る方向を判断できれば先にエントリーしておくのが、狙える利益は大きいと思ってます。

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またレンジ相場を形成し、じわじわと動いていたが円・豪ドル・米ドルの動向を見る限りは、まだ下へ掘ることが出来ると判断しショートを建てた。このエントリーに問題はない。

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結局は-6pipsと、初期設定の損切りで終了。特に感想はない。エントリーに問題は無かったし、損切りも予定通りの執行。

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損切りを行った後は豪ドルはやや上昇したが、内部的な動きを見ている限りは「やりやすい動き」だったため、エントリーを行った。課題はやはり自分が頭のなかでエントリーしても構わないと思った時と、実際のエントリーの遅延。

最近はエントリーの厳選をテーマにトレードを行っているのだが、この遅延はテーマを達成する上で障害になると考えているので、なんとかしたい。結論としては、繰り返すということと思い切ったエントリーを行うということ。上手いトレーダーは大抵、折れるポイントで既にエントリーしていますから・・。

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上手く伸びました。やや豪ドルが反旗を翻すように思えたので、速めに利確しました。この後豪ドルは更に伸びましたが、ここも今の自分の課題です。どのように利を伸ばし、どうやって客観的に伸びる距離をある程度は目処をつけるのか。

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あと、この日は豪ドルばかりトレードしているが、途中でポンドドルにも手を出しています。各ペアを見ているとポンドだけが妙に激しく動いていたため、単一通貨が一人で勝手に動いている時はそこまで方向を出すことは無いという判断をして、ATRバンドの上限からショートを行った。

一時的に中央にまで戻ってきたので、そこで利確。リスクリワードレシオも良く、悪くはないトレードでした。ちなみにポンドが一人で激しく動いていたのは指標があったから。指標があることをうっかり忘れていたものの、値動きに対して適正な判断を下すことが出来れば、利益は出るということです。

それでも主要な指標をうっかり忘れているというのは、まぁ問題ですかね・・。

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本来は豪ドルでエントリーをしようと思っていたのですが、既に豪ドルが自分の水準ではそこそこに動いてしまった後に感じたため、豪ドルが動いたのであれば・・という考えでドル円をショートしました。「金の流れ」を見たエントリーということです。

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上手く伸びて大台の少し前で利益確定。もっと伸ばせる可能性もありますが、まだ利確の手法や距離の測定には課題があるため、ここが今の実力の限界ということ。中々100pips抜きというのは簡単ではありません。

一か八かの100pipsよりも、着実な20pipsを5回積み重ねるほうが個人的には価値があると思ってますけどね。それに着実に20pipsを狙えるのであれば、ロットで利益率を高めることも可能ですから。10000通貨の100pipsと50000通貨の20pipsは、利益としては同じです。

 

気になったトレード

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6月15日のトレードです。ショートよりもロングに分があるというエントリーで、今思ってもエントリーには全く問題はないのですが。

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その後も値動きは伸びたんですが、一時的に1.12を割る下ヒゲがありますよね。そこで逆指値が発動して損切りさせられています。少し「イラッ」としたトレードでした。大した損失ではないですが、めずらしくイラッとしたため、妙に記憶に残るトレードです。

ただ、それだけのことなんですが、感情的に大きいものを感じるトレードは普段は無いので一応記録しておくだけ。僕が採用しているATR+トレーリングストップ式の損切りは、値動きが加速する局面に上手くマッチしていて使っているが、このように動く前に激しく上下運動されるとひとたまりも無いという例に。

 

「表示させているインジケーターは何?」に特に意味は無い

チャート上にEMA系の移動平均線を2本と、ATRバンドです。ATRは本来は値動きの平均的な幅を表示するインジなんですが、普通に使うと視覚的に使いづらいのでチャート上にバンドを表示させて使っている。

ATRバンドに設定している倍数は1.42倍。2.23倍は広すぎて使いづらい上、自分のポジション保有時間に対しては合っていないので1.42倍を使っている。ATRの期間は3です。

EMA系を2本表示させているのは、単にトレンドの推定がざっくりと上手く出来ているのと、「戻し」「押し目」に対しても結構上手く捉えているので、視覚的に分かりやすく表示させている。決して、この2本がクロスしたからエントリーなんて言うトレードはしていません。

僕のトレードはテクニカル分析をほとんどアテにしていない。各通貨ペアを見つめながら、主要8通貨の動きに基づいてトレードしている。米ドルが買われているなら、米ドルに対して売られている通貨でペアを組んでトレードすればいい。

→ 国債利回りと金利差から考えるFXのトレード手法

こういう実質金利や金利差の概念や。

→ FX市場で取引される通貨ペアの真実と相場の本質を語る

人間の母国通貨で価値を考える悪癖に囚われないように通貨ペアを見ている。ドル円を取引するなら、「ドル円」ではなく、「米ドル」と「日本円」の両方の動向を理解しておかないとトレードできないじゃないですか。

FXとは、2つの通貨の価値の相対的な「差」に強烈なレバレッジを掛けて収益を引き出す投資(投機)です。この当たり前の事を分かっていないと、根拠のあるエントリーをしづらいし、後から見て馬鹿げたトレードをしてしまったりする。

株式は日本人が買う分には、単にその企業の業績などのファンダメンタルズ要因によって価値基準が動いているため分かりやすいですが、通貨ペアは価値基準がややこしい。ドル円が上がっていると思っていたら、実は「ドル高高・円高」だったなんてこともある。

そしてテクニカル分析が通貨ペアに異様なほど効きづらいのは、通貨ペアが2つの通貨の相対的な比率だから。

→ 移動平均線のクロス手法の様々なアプローチをExcelで検証する

この記事にも書きましたが、移動平均を「どこに適用してエントリーの判断を出すか」で、パフォーマンスが大きく変わってしまう事が分かっています。移動平均の設定は全く同一なのに、どこで計算させるかで結果は変わる。

 

まとめ

6月の現時点では、なんとか収支プラスを達成している。今後もトレードのテーマは変わらない。

  1. 厳選したエントリー
  2. 動く局面のみを狙う
  3. リスクリワードレシオの高いトレードを心がける(2.0くらい)

そしてここに。

  1. エントリーの遅延を縮小する
  2. トレンドの継続を説明できる論理を考える

ポジションの偏りや分布、市場のリスク選好度による相関の変化などで、ある程度は説明できそうな気がしているので、そのあたりをもう少し考えていきたいと思っている。

では残りの2週間も、無意味なエントリーを極力排除して、収支プラスを意識してトレードしていきます。取り逃している値動きは本当に多いけれど、そこは気にせずに収支プラスを目標にトレードをした方がいい。

基本的なトレードスキルや、着実な利確の延長線上に、そういった取り逃す値動きを取れる実力というのが存在していると思っている。自分の実力で取れると思える局面だけを狙っていればいい。与えられた仕事もロクにこなせないのに、それ以上の仕事をこなせるわけがないだろう。

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