LosersFX

損切りが出来ない負け組のあなたに送る、FX勝ち組へ這い上がるための本気のブログ

FXのトレード日誌に絶対に書くべき6つの項目

      2016/07/20

0

前回の「FXのデイトレードで記録(日誌)を書くべき5つの理由」から続きます。では、自分の客観視のためにトレードの記録をつけることが重要だという結論になったが、実際にはどのような書き方をすれば良いのか。

FXのトレード日誌に書くべきことについて、僕なりの考えを6つにまとめて紹介しておく。ついでに実例の1つとして僕が実際に書いていたトレード日誌も掲載します。

 

 

負け組の頃に書いていた手書きのトレード日誌

最初から書いていたわけではなく、とあるきっかけで業者の売買記録をシート形式でダウンロードして、統計的に自分の売買の記録を見る機会があったんです。その時に、利確と損切りのバランスの悪さに気づいて、記録の重要性に気がつきました。

この経験から自分の手で日誌と記録をつけるようになり、その結果出来上がっていたのが以下のノートです。

1

商品先物から相場の世界に入りました。当時はまだ高校生でしたので、字の汚さや内容の甘さには目をつむって欲しい。(今も文字は汚いが)

「EUの金融緩和が来るかどうかに注目」などと言った見方はアナリスト的だ。今となっては金融政策や指標の予測がマーケット自体の「織り込み機能」で行われていることを知っている。

しかし、テクニカル的な情報だけでなく、他のマーケットやファンダメンタル分析のような見方が入っていて興味深い。ただトレードの記録や日誌としては微妙な出来で、まだアプローチの仕方が分かっていないのがよく分かる。

ブログ形式のFX日記ブログ

1

紙にボールペンで書く方法は、書き込める情報量に限界があるように感じたため、その後は無料ブログに場所を変えて記録を書いていました。

ちなみに画像はそのブログではなく、今回の記事のために用意したサンプルです。直近のドル円のショートエントリーについて日誌に書き留めている。高校の頃の手書き日誌がまるでアナリスト風の内容だったのに対して、2年目くらいからは根拠や論理を書くように変わった。

 

FX日誌に書き留めるべき項目

では、トレード日誌を書くべきことをまとめていく。なお、最初に載せた手書きのトレード日誌は悪い手本ですので、あまり参考にしないでください。

なぜエントリーしたのか

4

エントリーの根拠は絶対に日誌に書くべきことです。自分がなぜ、そのレートや状況でエントリーしたのか、理由をしっかりと文章化すること。もし、その理由を文章化出来ないのであれば漠然とトレードをしていることになる

トレードをする前にしっかりとエントリーをするに至った理由や戦略を考えておくこと。漠然とした行き当たりばったりな「なんとなくエントリー」は必ず破滅を導く。戦略のないトレードは無謀でしか無い。

そして、エントリーした理由や根拠だけでなく、エントリーを行った時の自分のメンタル状況も書き込むと更にいい。

「移動平均を一気に抜ける急激な値動きだったが、動揺せずに、焦らずに、落ちてくる局面をじっくりと待てた。ここで無ければ優位性は無いと理解していたし、じっくりと待ってからのエントリーだったので、ナイスなエントリーだったと思う。」

損切りの判断の成否とメンタル状況

5

エントリーをすると、その後に必ず損切りあるいは利確が訪れる。ここでは特に嫌いな人が多い損切りの書き方について。

まず、損切りが予定通りに実行できたのかどうかを評価します。そして、もしこの時点で日誌に書けるほどの損切りのルールが無かったと気づいたら、可及的速やかに損切りのルールを作るべきです。

で、損切りが予定通りに実行できたのであれば、その後の値動きにかかわらずとりあえずは評価します。逆に予定通りの損切りが出来なかった場合は、なぜ出来なかったのかをしっかりと文章化しておく。

損切りの先延ばしほど恐ろしい物はない。損切りが出来なかった理由は必ず突き詰めておいたほうが良い。理由を突き詰めたら、どのようにして問題を解決するのか、解決策を考えて書き留めておく。

解決策が出来上がったら、今後のトレードに反映させていくだけです。損切りはトレードで生き残るために必須のスキルであるため、これくらいはやっておかないとマズイんですよ、本当に。

  1. 損切りが計画通りに進んだか
  2. 損切りを評価
  3. 計画通りに進まなかった損切りは原因を究明
  4. 原因に対して対処法を建てる
  5. 次の損切りは必ず成功させる

常に損切りを計画通りに実行できるようになれば、かなり道が開けてきたと言える。

利確に問題や課題はないか

6

利確は損切りと比べると重要性は落ちるが、やはり大事です。日誌に書き留めることは損切りとほぼ同じです。計画通りに利確が進んだのか、利確が予定のラインに向かっている間に心理的な問題は無かったか。

ポジションに利益が乗ってすぐに決済する人は負け組に多い。いわゆるプロスペクト理論が影響している。もし、ポジションに利益が乗ってくると心理的な負担を感じると思う人は、トレード日誌にそのことを書き留めておいて欲しい。

人間はそもそもマーケットで生き残れるように出来ていません。が、現実に勝ち組は存在します。勝ち組は負け組が克服できていない心理的な課題を全てクリアしているのです。

ポジションに利が乗って落ち着かなくなり、足速に決済したくなる心理はまさしくプロスペクト理論の影響であり、勝ち組になるにはこの心理的課題をクリアする必要がある。

日誌に、どのようなメンタル状況だったかをしっかりと書き留めて、その都度対処法を考えて、それも書き留める。そして次の利確では少しでもそういった課題をクリアできるように備えることが重要。

→ FXで勝てない人間の本能「プロスペクト理論」を学ぶ

なお、プロスペクト理論についてはこちらの記事で詳しく検証しているので知らない人は一読を。

トレードの感想とメンタル状態

2

トレード全体の評価を行います。エントリーから、ポジションの保有、そして決済までの一連の流れすべてを評価した、まとめ的な感想を書き留めます。

その時の率直な感想と、トレードが進行している間のメンタル状況も克明に書き留めておきたい。これは後から確実に役立ってくる。例えば、負けているトレードに共通している特徴(メンタル状況)を抽出出来ることがあるので余計なトレードを減らすヒントになる。

客観的な評価を行う

7

この客観的な評価は、そのトレードを行った直後にすることは難しいと思う。可能なら行ってもいいが、自分を客観視する心が無い状態では不可能なので最初のうちはやらなくてもいいだろう。

日誌を書き続けると、だんだんと自分を客観視出来るようになれば、自ずとトレードの客観的な評価もできるようになる。

あの時、あの環境下でこのメンタル状態はマズイだろうと、事後的にでも思えるようになる。これは非常に重要な観点である。

なぜなら、自分のトレードを後から振り返って「下手くそだ。」と認識できるということは、当時の日誌を書いた自分と比べて間違いなく、今の自分は成長しているということになるからだ。

自分のトレードに客観的な評価を下せる。これこそ、自分自身が成長した瞬間だろう。ここに喜びを見いだせることが出来れば、さらに成長速度は増し、勝ち組への距離は一気に縮まるようになる。もやもやとしていた霧が一気に晴れていくような感覚だ。

客観的視野から心と売買ルールの最適化を行う

3

日誌や記録を書き続けて、過去の自分のトレードに対して客観的な評価が出来るようになった時、自分のトレードの何が問題なのかを知ることが出来るようになる。

こうなった時、あとはトレーダーの努力と実力は着実に比例するようになると考えている。例えば損切りに関して、ある初心者は「損切りは何pipsがちょうどいいですか?」と考えるのに対して、自分のトレードを評価できる人間は。

「損切りに問題は無かったが、エントリーが悪かった。リスクの見極めと許容リスクが一致していない局面でのエントリーだった。もっと確度の高いエントリーを行うにはどうすれば良いのだろうか?」と考えたりする。

結果的に、それでエントリーを極限まで厳選するという選択をしたら、おそらく最初は心理的な抵抗を感じるだろう。それらを書き留めて、なぜエントリーを極限まで選ぶことに抵抗を感じるのかを日誌から客観的に見ていく。

  1. 取り逃す値動きが多い
  2. 複数の通貨ペアで取引する余裕が無い
  3. 期待値が先行して抑えるのが苦しい

その結果、3つの理由が浮かび上がった。では、この理由にどのような問題があるのだろうか。エントリーを極限まで厳選するという選択をしたのは割と最近のことだが、選択をした時点では「勿体無い」という気持ちが強かった。

それからトレードを繰り返し、インプットとアウトプットを繰り返してフィードバックを行った結果、最も重視すべきポイントはトータルで利益を挙げることだと言うところに帰ってきた。

取り逃す動きが多いと言いながら実際には取ろうとして火傷を負っているトレードが多いという現実や、やはり確度の低いエントリーを行っている現実が浮き彫りになった。これらの課題を解決するには、やはりエントリーの厳選は間違っていないと確信するに至った。

受け入れがたかった考え方も、浮き上がった問題点を解決することで期待値がプラスになるのなら、自分の心をその思想や手法に最適化させるべきだと考えれば受け入れられるようになる。少し分かりづらいな。

  1. 自分のトレードを客観的に評価できる
  2. だから修正するべき「問題点」が分かる
  3. その解決策が受け入れがたいものであっても
  4. 期待値がプラスになるのなら、心をその解決策に最適化させる
  5. 新たな思想を受け入れることに成功したら技術が向上する

こういうことを言いたいんです。

このブログでは以前から損切り20pipsルールを紹介してるが、このルールには期待値をプラスにする効果は統計的に確認されていないし、テキトーな設定です。それでも僕がこのルールを損切りに採用していたのは、あまりにもエントリーがいい加減だからです。

いい加減なエントリーをすれば、かなりの確率で損切りが実行されます。つまり、無駄なエントリーが頻発する損切り設定だ。逆説的に損切りが20pips以内で済むような局面だけを狙ってトレードすれば問題はないんですね。

最初の間は非常に受け入れがたかった。とにかくフラストレーションがたまる。20pipsで損切りせずに持ち続けていれば伸びていた局面は本当に多かった。でも、それってエントリーを厳選していれば結局は取れるわけで

エントリーを極限まで厳選するアプローチは最近になって導入し、だんだんと心が馴染んできたところです。ここ1ヶ月のトレードは利確27pips、損切り14pipsとなり、損切りと利確がともに縮小しているが、勝率は向上し着実に利益だけを絞ることが出来ているので問題はない。

以上が日誌の書き方と、その目的と使い方でした。売買ルールの最適化だけでなく、心の最適化も大事だと思います。そして、その方法に日誌はそこそこ優秀です。

 

スポンサーリンク

 - FX勝ち組の思考