兼業トレーダーが本当に習得すべきトレード技術とトレーニング法

帰りの満員電車の中。周りからは酒の匂い。

そうか、今日は金曜日の夜。いわゆる華金だ。うぜーなー酔っ払いたちがっ!

今日も気の合わない上司と使えない部下に囲まれて全くやる気の出ない仕事が終わった。「はぁ…でも良いんだ、FXで稼いでこんな会社一刻も早く辞めてやるんだ。今日はTwitterで評判の良い3万円のnoteを買ったからこれでめちゃんこ稼ぐでー!」

帰宅して風呂に入りパソコンを起動する。ここまでは何度も繰り返した基本動作。非常にスムーズだ。「よし!!」気合いを入れてMT4を起動する。

「うわっロンドンでめっちゃ上がっているねー。こんだけトレンド出てるんだからヤンキーは下攻めで来るはず!マニュアル通りMAがデッドクロスしたところでショート!」

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30分後…

「うーんなかなか落ちない…ヤバイちょっと上がってしまった。ナンピンやー!ショート!!」

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5分後…

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「エェェェェェ!!!!!!!!マジかよ!!!!」

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アル
はい!というわけでこんにちは、アルです。

ちょっと誇張して書きすぎましたが、心当たりがある人もいるのではないでしょうか。今日は兼業トレーダーがトレードを行う上で磨くべき技術について私の考えをまとめていきたいと思います。

兼業トレーダーが陥る罠

賢明な読者の皆様はわかっていると思いますが、冒頭のお話で出てきたサラリーマンが間違っているのはトレンドとは逆方向に仕掛けようとしていることです。しかも誤りを認めず無計画なナンピンまでしていますね。

私もそうだったんですが、兼業トレーダーの人は知らず知らずのうちにトレードの罠に陥っていることが多々あります。

兼業トレーダーの罠

  1. トレンドの初動を捉えられないと逆張りしたくなる罠
  2. スキャル信仰の罠
  3. 相場を攻略できると思ってしまう罠

それぞれ簡単に解説していきます。

罠1|トレンドの初動を捉えられないと逆張りしたくなる

サラリーマンが張り付いて見られないロンドン時間にトレンドが形成されることが多いです。

ロンドンで結構動いた後のチャートを見ると「トレンドに乗り遅れたー」と焦ってしまい、な・ぜ・か逆張り目線になってしまいます。

逆張り目線でもポイントをしっかりと捉えられれば良いですが、値ごろ感・MAのクロス・オシレーターの20%・80%からの反転・反落といった根拠の薄いトレードをしてしまうので、良い相場のカモになってしまうのです。

しかも自分の誤りに気づかずさらにナンピンを行い深い傷を負ってしまう。

「今日の残業代でチャラ」とかもう意味わかんない理屈で自分を納得させる。いやいや資金減ってますから。娯楽でFXやってんじゃないでしょ!

トレンドの初動を捉えられないと地蔵になってしまう人もいますね。

チャートの分析をひたすらしているけど入るポイントがわからなくて、何時間もチャートとにらめっこをして時間だけを浪費するパターン。「今日は負けなかった」と謎の言い訳。いやいや時間無駄にしてますから。資金増えてないならデモでもやったほうがマシでしょ!

罠2|スキャル至上主義になってしまう

日中チャート見れないから15分以上の足ではエントリータイミングがうまく取れず、俺には「スキャルしかない」と思い込んでしまう。

Twitterやネット上にはスキャルが一番儲かるという話が溢れていることも一因ですね。

確かにスキャルは儲かります。資金効率を上げれば雪だるま式にお金が増えていきます。…上手い人がやればね。

下手な人がやるとどうなるか?雪だるま式にお金が減っていきます笑

罠3|自分が相場を攻略できると思ってしまう

有名大学を出て学力に自信があるトレーダーさんにありがちなのが、相場を攻略できると思ってしまうこと。

自分は狩る側のタカで狩られる側のカモさんたちとは違うと。

でもこれ自分はカモさんとは違ってお利口だと思い込んでるだけで、タカから見ればアヒルレベルにすぎません。

相場を攻略するのは無理です。諦めましょう。

兼業トレーダーの罠を回避する方策

これら兼業トレーダーの罠を回避するためにはどうしたら良いでしょうか?処方箋は2つ。

回避策

  1. 取引をする時間軸を長期に変える
  2. 入り直す技術を習得する

回避策1|取引をする時間軸を長期に変える

一つはスキャルをやめて長期の時間足でトレードを行うこと。

時間軸が長ければ長いほど勝ちやすくなります。日足か4時間足を使ったトレードならさすがにサラリーマンでもできます。

少なくとも4時間に一回くらいスマホでチャートを見る機会あるでしょ。

ただしデメリットは結構あります。

ポイント

  • チャンスが少ない
  • 含み損の期間が長くなる
  • 相場の急変リスクをモロに受ける

なので、大きなロットを張れないです。

めちゃめちゃ稼ぎたいという人には不向きです。かなり大きな資金を用意できて「資産運用」でやる分には良いと思いますけどね。

ちなみに僕は兼業ですが主に1時間足で取引をしています。ずっと張り付いておらずともチャンスがきたらMT4からメールで通知が来るように設定しているので何とかなってます。

これを読んでくれてる人はでもやっぱスキャルが良い。もっと資金をガンガン回して少額からでも稼げるようになりたいと思っている人も多くいると思います。そういう人は「入り直す技術」を身に付けていきましょう。

回避策2|入り直す技術を習得する

入り直す技術って何?と思うかもしれませんね。

イメージは仕事から帰宅してパソコンつけてパッとチャートを開いたら、どんなにトレンドが発生していようと、そこから的確にポジションを持ち利益を上げることのできるトレードスキルです。

兼業トレーダーだけでなく、短期足でのトレードで利益を上げていこうと思ったらこの入り直す技術が必須になります。

しっかりと短期取引で利益を積み上げていきたいという人は入りなおす技術を突き詰めて考えていきましょう。

入り直す技術を習得するために必要なこと

はっきり言ってFXってめちゃ難しいです。

ほとんどの人が資金を失い退場していく投資です。その中でも短期足での取引(スキャルやデイスキャ)は難易度マックスです。瞬時に色々なことを分析して判断を下す必要があります。

含み益だったのが一瞬にして含み損になることもあります。

その中で利益を積み上げていくためには、順張りも逆張りも臨機応変にできるよう技術を磨いていく必要があります。FXで勝つために必要なのは手法ではなく柔軟性です。

動いていく相場に柔軟に対応していくためにはダウ理論、エリオット波動と言った基礎相場理論を使いこなせるレベルで体に染み込ませる。

その上でシナリオを仮定しシナリオが崩壊したら躊躇なく損切りし、また新たなシナリオを立てる。これを瞬時に繰り返し続けるのです。

シナリオを立てるための「チャートポイントの理解」。

エントリー・イグジットのトリガーとなる「手法」。

この2つが合わさって初めて損切り貧乏にならずに入り直せるようになります。

チャートポイントを理解するためのトレーニング法

チャートポイントを理解するためには、基礎理論を理解した上で「チャートをたくさん見る」。

これしかありません。ただ漫然とチャートを眺めるんじゃないですよ。考えながら見る。

「どうしてここでこんなに伸びたんだろう?」
「どうしてここで反発したんだろう?」
「どうしてここでは伸びなかったんだろう?」

おすすめは土日を使って1週間の相場を復習すること。大きなロウソクと大きなヒゲに注目してチャートを見ましょう。

先日こんなツイートをしました。

これは一つのチャートポイントの探し方を紹介したものです。

必ず反転するとは限りませんが、反転するかも?という場面、つまり銃を構える姿勢を取るわけです。

そこで自分の手法にマッチした動きをしたらトリガーを引く。

こういったポイントを理解することでエントリーチャンスがたくさん増えます

エントリーポイントが見えるようになると、一つのポジションにこだわったり、トレンドを尻尾から頭まで取れなかったからもう手を出せない…ということがなくなります。

チャートポイント

  • 水平線
  • トレンドライン
  • MA
  • 波の値幅
  • フィボナッチ etc.

チャートポイントは意外にたくさんあります。自分で動くポイントと動かないポイントを探さないとリアルタイムで動いている相場では使い物になりません。

兼業トレーダーの「手法」と「聖杯」

チャートポイントを探すのが大事という意味がわかると、エントリーのトリガーを引く手法についてはもう何でも良いんです。

ブレイクで入っても、オシレーターで入ってもほとんど同じ位置になるはず。自分が入りやすいトリガーを使えば良いだけなんです。で、次のチャートポイントまで伸ばす。そこで一旦区切ってまた入り直せば良い。

想定した動きと違って損切りポイントまできたら躊躇なく切る。またチャートポイントを分析してチャンスを待つ。

こういう基本動作を無意識でできるまで最小ロットでトレーニングする。500回エントリーして利益が残るようになるころには息を吐くようにエントリーできるし小さな損切りは必要コストとして認識できるようになります。

有名トレーダーのチャート設定や手法を真似するだけでは勝てないのは、本質的にはチャートポイントがわかってないからなんです。

どの時にその手法が通じるのか見極めるのは結局あなた。あなたの技量に関わっています。

勝ち組がよく言う全員が勝てる魔法の聖杯はないっていうのはそういう意味ですよ。

僕もいっぱい手法に課金してきたからわかるんですが、手法なんてどれも似たようなものじゃないですか?勝つときもあれば負けるときもある。

でも1回負けるとその手法を信じられなくなってすぐに他の手法を試したくなる。そして他の手法でも負けると…負の無限ループですね。

手法は銃の引き金に引くためのものにすぎません。目をつぶっていては動いている的に当たらないですよね。手法にこだわるのは「当たらない当たらない」と騒いで、「銃が悪い!他の銃に変えたい」と言ってるのと同じです。

そもそもちゃんと照準を合わせないとターゲットには当たらないですよね。

手法はシンプルで使いやすいものにするのが個人的におすすめです。

複雑なトリガーにしてしまうと中々条件に合わず仕掛けられない原因になります。

兼業トレーダーに必要なトレード技術まとめ

兼業トレーダーが習得すべき技術として「入り直す技術」の重要性を説明させていただきました。一朝一夕に身につくものではありませんが、変化する相場環境の中ではかなり大事だと個人的に考えるスキルです。

もちろん異論もあると思います。でも忙しい兼業トレーダーの方で、

  • 値ごろ感逆張りでいつも資金を減らす
  • パソコンに張り付いているが中々エントリーできない
  • エントリーしては損切りを繰り返している

このような状況に苦しんでいる人が少しでも参考になる考え方があれば取り入れてもらえればと幸いです。

お互いお金を奪い合うFXの世界で勝ち残っていきましょうね!

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